おかげさまで、2022年のしあわせのタネは昨日12月4日(日)に満員御礼にて、大千穐楽を迎えることができました。
コロナ禍の影響で、なんと前回の上演から4年、初演から数えるとなんと8年もの時が流れました。
私たちの暮らしにも少しずつ変化があらわれ、農業に携わる方の環境も、4年前とは異なる状況があることを取材の中でたくさん感じることができました。
初演からずっと出演させていただいている私、中山明美は、今回初めておタネさん(=大野タネ)役をつとめさせていただきましたが、各地の取材で感じた、地道に毎日畑に向かうおばあちゃんの作物への愛、地域のつながりへの愛、昔から伝わる人々の思いへの愛を、少しでもお客さまにお伝えできたらという思いを力にかえて舞台に立たせていただきました。
人にはそれぞれ正義があること、そしてすべての命あるものが命の輪の一部であり、それを次の世代に伝えていくために生きているしあわせのタネであることを改めておタネさんから学び、これからも誰もが尊い命をもらって生きている存在であることを、分かち合って生きていきたいと思います。
メンバー全員が健康に千穐楽まで走りきれたこと、
皆様の応援、情熱、明るさ、生命力、、、そんなキラキラした宝物に支えられて、区切りを迎えられたこと、すべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!
また、お会いできる日までお元気で!!
どなたさまも良きクリスマス、良き年末、そして良き新年をお迎えくださいませ。
本当にありがとうございました!!!
大野タネ役 中山明美