上演地取材レポート!


秋分の日を過ぎると、夜が少しずつ長くなっていきます。
今夜は中秋の名月。そして明日は満月。
これまでの準備が形となって実るべく今年のしあわせのタネもいよいよ本格的なお稽古が始まります。

毎年、上演地にあわせて「ご当地バージョン」で上演をしているしあわせのタネ
今年も、脚本の坂口理子さんと、取材に出かけました。

2018年の初日は、神奈川県小田原市(11/9)。
昨年の東京公演を観てくださったメンバーを中心に、なんと100名からなる実行委員会で着々と準備をすすめてくださっています。
1枚目の写真は、今回の名誉実行委員長でもある加藤憲一市長をお訪ねし、これまでの準備の報告と、ご挨拶をしたときのものです。
2枚目の写真は、実行委員会メンバーでもある、小田原有機の里づくり協議会の副理事長の石綿敏久さんの有機キウイ畑の取材の様子です。足元の土は、ふかふかのお布団のようなやわらかさで感動的な畑でした。

2番目の公演地は、初演の2014年も上演した山形県鶴岡市(11/16)。
今回は、最近新たに在来種であることがわかった「波渡なす」を取材しました。
園児のお腹であたためて発芽したタネから、地域のおばあちゃんたちと一緒に「波渡なす」を育てている小堅保育園の収穫祭にお邪魔しました。
3枚目の写真は、その日の様子を早速掲載してくださった荘内日報さんの新聞記事です。

千秋楽は、茨城県石岡市(11/25)。
石岡市は、毎年地元で有機農業での独立を目指すゆめファームやさとという研修制度を20年近く展開し、意欲のある新規就農者を支援しています。
4枚目の写真は、その研修制度を確立した柴山進さんと、制度をきっかけに現在独立して農業をしている方々の取材の模様です。

地元を訪ねるたびに、上演地への愛着がわいてきます。
観てくださるお客さまに、住んでいらっしゃる町を改めて好きになっていただけるような、作品になれたらと思います。

取材が、ストーリーにどのように盛り込まれていくのか、楽しみですね。

 


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